2019/10/14 22:06

以前お客様からのご指摘で、「疑似ステレオ」搭載ファミコンで拡張音源を搭載したカセットをプレイすると、音声に違和感があるとのこと。


早速 VRC VI を搭載した「魍魎戦記MADARA」と VRC VII を搭載した「ラグランジュポイント」を購入してプレイすると…
確かに何となく気持ち悪くなります。疑似ステレオ化で位相が反転した音声をミックスしているせいでしょうか?

ご指摘いただいたお客様には、(左右ともにミックス音声が出力される)「デュアルモノ」モデルを専用に作成してお買い上げ頂きましたが、この際なので疑似ステレオではなく、真のステレオを名乗るべく音声回路の全面見直しを行いました!
その名も、「拡張音源対応ステレオ」です!


こちらがUSB電源とAV化を含めた新基板です。部品点数は従来の2倍!

左右の音声チャンネルに、
・ファミコン内蔵矩形波   +拡張音源カセット音声(音量半分)
・ファミコン内蔵三角波/PCM+拡張音源カセット音声(音量半分)
を割り振ることで、内蔵音源がそれぞれ左右から、拡張音源は左右の両方から出力されます。

各音声のミックス比は純正ファミコンのモノラル音声と同じになるように設計しており、自然でかつ広がりのある音声をご体験頂けます。
拡張音声搭載カセットや、ディスクシステムをプレイするのに最適です。
もちろん、通常のファミコンカセットでも良い音ですよ。

ぜひこの機会にお求めください。