2023/08/15 11:18
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]で8月20日(日)まで開催中の「メディアアート・スタディーズ2023:眼と遊ぶ」に、岩井俊雄さんがいらっしゃるとのことでお会いしてまいりました。
プログラムディレクションとして岩井さんの作品の保存に関わっておられる 映像ワークショップの明貫さんとともに迎えてくださり、色々なお話を伺うことができました。
YouTubeで配信されていた、時間層シリーズを作り上げるまでの経緯、時間層シリーズの礎となる技術的なお話、今回の展示を行うまでの様々なご苦労について事前に拝見しておりましたが、令和の時代に MSXのテープ端子とプリンタポートの使い方、バッ活(!)記事を参考にして製作されたMIDIポートや、サンヨー機とべーしっ君のBASICコンパイラなどのお話ができるとは、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
昔の作品の今後の保存方法を憂慮されているとのこと、フロッピーディスクとドライブの寿命についてのご相談もあり、イメージ化やROMカートリッジ化についてご協力できればと考えております。お話によるとAMIGAやFM-TOWNSもたくさん眠っているとのこと、ぜひ今後とも末永くお付き合いいただければと存じます。
「メディアアート・スタディーズ2023:眼と遊ぶ」は8月20日(日)までの開催です。ぜひ実物をご覧になってください。
トークイベントの配信は、アートに馴染みのないかつてのパソコン少年にとっても とても興味深い内容になっています。ぜひご覧ください。
■「眼と遊ぶ」装置の作り方〜僕らはこうして19世紀の視覚装置を再現した!
■妄想リバースエンジニアリング vol.2「メディアアートのコンサベーション with LOVE」
■資料と語るオンライン・トーク「時間層シリーズ」を再生する
当店ではMSXだけでなくレトロPCのメンテナンス、修理のご相談を承ります。
メニューにないものでもお問合せフォームからお気軽にお問い合わせください。
MSX(HB-F1XD mk2、HB-F1XV)が計4台使用された代表作 時間層III の前で